自分が壊れる時って、 案外静かなんだな。 何も聞こえないから、 何も気付かない。 気付いた時には、 もう壊れた自分が転がってた。

眠れない 眠りたくない 明日なんて、 いらないのに

近くにいすぎると 離れるのが辛くなる だけど離れてしまえば だんだん慣れて どーでも良くなる 所詮はその程度。

何が欲しいかときかれたら 今の私は 『“慰め”が欲しい』とこたえる…

肩に触れられただけで、 なんだか自分が消費されたような気になる。 自分が相手に望むことと 相手が自分に求めるものが食い違って、 なんだかやらせない気持ちになる。 ダメだとわかりつつ勝手に失望してしまうのは 私が勝手に期待していたからだ。

息が苦しい。 伝えたいのに。 苦しいばかりで。 声が。 言葉が。 掠れて届かない。 虚しい。 こんなにも。 重いなんて。 手も。 伸ばせない。

引き剥がしてしまえば どうということはない。 あんなにも離れ難かったのが嘘のように ただ失くなるだけだ。 私だけがただそこに在る。 それだけのことだ…

夜になると 眠り方がわからなくなる。 暗闇で 丸まって 目を閉じる。 何かが違うと 思うのに。 何が違うのか わからない。 眠り方が わからない。 早く 今日を終わりにしなければ。。。

ほんの一瞬。 私の瞳が瞬いた、その刹那。 幻は幻として、 あるべき姿へと消えた。。。 虚しい現実だけが、 張り付いたようにただそこに在り続けた…

後悔と 安堵が 波のように 寄せては引いて 引いては寄せて 交互に揺れて ぐらぐら揺れて 吐きそう

全身で彼を受け止めながら 私の身体は軋んでいた。 必死にしがみつく自分に気付いて ふと思う。 好意と 執着の 境界はどこにあるんだろう…

『こうしてほしい』とか、 『こうあるべき』とか。 他人の価値観に付き合う事に疲れてしまった。 孤独も、淋しさも、感じなくなってしまった。 1人で幻を追いかけて、いつの間にか夜に溶けた。

何度も何度も 崩壊して 砕け散って 破片を蹴り飛ばす 血が滲んで 痛む足に少しだけ後悔して みっともなく泣き崩れて 散ったものを必死に搔き集める 再構築を繰り返すたびに 少しずつ早くなって 少しずつ強くなって これで良かったのだと 胸をなでおろす そう…

思考と現実が溶け合っていく… その瞬間が、 意外と好き。

Close your's eyes

生きていくために、見てはいけないものがある。 生きていくために、考えてはいけないことがある。 生きていくために、感じてはいけないことがある… 全てを抱えて、 静かに声を殺して、 眠りに堕ちてしまえばいいだけ。 Image by Little Eden

Correct

引き摺られて、 自分の輪郭が壊れていく。 だから嫌なんだ… 全部自分で決めたはずなのに。 時々全部、わからなくなる。 Image by Little Eden

Moderately

入口なんてないし、 出口だってない。 私はなんで、 こんなとこにいるのか…。 『ちょうどいい』がわからない。 『ちょうどいい』が難しい。 Image by Little Eden

Tomorrow never...

結局こうなる。 気持ちばかりが焦って、 行動が伴わない。 思考ばかりが空回って、 答えが見つからない。 明日なんてこなければいい。 明日なんてなくなればいい。 このまま消えてしまいたい。 Image by Little Eden

Two sides of the same coin

今日を終わらせたくなくて眠れないのは、 明日を生きたくなくて食べれないのと似ている。 貴方を想い焦がれるのは、 私を憂い断罪するのと似ている…。 Image by Little Eden

noisy

見知らぬ人の声に、 一々反応する人間でいたくなかった。 知らない人の言葉も、 他人の意見も、 通りすがりの人の悪意も。 全部すり抜けて。 ただ私がそこに在ればいい。 揺れずに、 ブレずに、 乱されずに。 絶対誰にも、 奪わせたりしない。 Image by Litt…

dropout

抗っても、踠いても、 結局全てが零れ落ちる。 巡る季節が全てを連れ去って、 少しずつ記憶から薄れていく。 心だけ、置き去りのまま… Image by Little Eden

traces of a dream

まるで逃げるように現実を生きるのは、 なんだか矛盾しているような気がする。 本当に辛いのは、夢か現か。 静かに混ざり合って、溶け合い、同化してゆく… 沈んで、埋もれて、消えてゆく… Image by Little Eden

memories

少しずつ、少しずつ、狂っていった… 何がいけなかったのか。 一体どこを、間違えたのか… 叩き付けられた時の衝撃が、 今も体に残っている。 きつく縛られ鬱血した手首の感覚が、 まるで昨日のことのように鮮やかで… 強く絞められた首からは酸素なんて入らな…

worthless

世界は煌めいて、 けれど目を覆いたくなるほどどす黒く。 空を翔べそうな気さえするのに、 時に耐え難いほど身動きひとつとれなくなる。 なんでもありふれているのに、 カケラも満たされることはなく、 高い空も、 分厚い壁も、 全て現実なのだと知ってしま…

not to leave anything

暗闇と、冷えた空気。 痛いほどに冷たい雨が、 心震わす。 喉が擦り切れそうな貴方の声が、 いつまでも耳に残って。 底の見えない絶望が、 ふいに広がる。 命を断つほど、 貴方が求めたものはなんだったのか… 貴方の魂は、 還りたい所に還れましたか…? Imag…

unbalance

優しくなぞる指先も 触れた唇も 微かに漏れる吐息も。 全てが生暖かくて、 満足そうなあなたを見るたびに ワタシだけがどこか置き去りにされたような気がした。 過去も、未来も、 なにひとつ交錯しない穴に囚われた気がして、 たったひとりで、 そのまま消え…

Debris

全てが砕け散った絶望を前にして、 不覚にも… 魅入ってしまったの。 キラキラと乱反射するカケラが美しくて、 色彩鮮やかに、 世界はそこに映っていた。 私の宝物。 Image by Little Eden

crud

【いつか辿り着く】 …本当に? どこへ向かうの? 何を目指すの? その道は、本当に続いているの?? 何にもならない。 何処へも行けない。 本当はわかっていた。 出口なんてないし、 入口だって、無かった… Image by Little Eden

smithereens

纏わり付くようなぬるい空気と、 落ちてきそうな灰色の空。 降り積もる枯れた葉と、 ガラスに透ける黒い木々。 重苦しい雲の隙間は燃えるように赤くて、 この世界は美しい。 だけど私は、 残酷なまでのその美しさが、 キライ。 Image by Little Eden

bubble

壊して、潰して、悲しんで…。 泣いてスッキリしたら、また新しいものを作る。 愛着が湧いたら、また叩き割ればいい。 それくらいが、丁度いい。 Image by Little Eden