worthless

世界は煌めいて、

 

けれど目を覆いたくなるほどどす黒く。

 

空を翔べそうな気さえするのに、

 

時に耐え難いほど身動きひとつとれなくなる。

 

なんでもありふれているのに、

 

カケラも満たされることはなく、

 

高い空も、

 

分厚い壁も、

 

全て現実なのだと知ってしまった。

 

貴方という存在が消えてしまっても、

 

歪な世界は何も変わらず…

 

きっとそれさえ呑み込んで、

 

ただそこに在り続けている…

 

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Image by Little Eden